講座の内容
アルゴリズムゲーム
チーズゲッター
初めてスクラッチにさわり、プログラミングになれてもらうためのアルゴリズムゲームです。用意されたゲーム内で、「歩く」「右を向く」といったネズミの移動手順をプログラミングします。
いくつもの問題が用意してあり、クイズ感覚で解答のアルゴリズムを考えます。一つの問題に多様な答えが作れることに気づき、その違いにも注目します。
オートレース
チーズゲッターの発展系にあたるアルゴリズムゲームです。アクセルやブレーキ、左右旋回などをプログラミングしてレースを競います。
チーズゲッターとは違って、マス目のない連続的な空間の制御になるため、予想外の挙動が次々と起こります。競争を単純に楽しんでいく中で、仮説を立て、目的に向かって、バグを調べたり調整する感覚をトレーニングできます。
ゲーム作り体験
フルーツキャッチ
ごく初歩的なプログラミングによって、自分でゼロからゲームを作ってみる体験です。
作っていく過程では、目的の動きを考えて組み立てた上で、どのように改造したらより面白くなるか、ゲームを分析的にとらえます。自分たちにできそうな範囲で意見を出しあいながら改造にも取り組みます。
もぐらバスター
ゲーム制作とは逆のアプローチで学習します。わかりやすいルールのゲームがどのように作られているか、プログラムを読み取り、改造することに挑戦します。
「この動きはこんなプログラムか」とリバースエンジニアリングで探る過程にも、やり方があることがわかります。分解して読み取る力は、他のスクラッチゲームを「教材」に変え、自ら学ぶ力につながります。
制作ゲームの見本
スクラッチスタジオ
講座用のプロジェクトスタジオ
講座で実際に使うことになるスクラッチプロジェクトをまとめたページです。このページから「リミックス」で複製をつくることが、講座の入り口となる場合が多くなります。
講座の開発とともに増えていく予定です。
習作プロジェクトのスタジオ
講座開発の前や途中で作成したゲームプロジェクトのまとめです。講座に採用しなかった理由はさまざまですが、それぞれテーマや目的の違いがあるので「スクラッチってこんな感じのゲームをつくれるんだ」と知ってもらうのにちょうどいいかもしれません。
講師の制作実績
スクラッチでの制作
外部企業の依頼で制作したスクラッチゲームです。リンク先で遊んでみることができます。
子どもたちが真似できるかではなく、きちんとゲームとして遊べる見本として作ったワイヤー・アクションゲームです。
シンプルなプログラムですが、落下してくるダイヤモンドと風にただよう葉っぱを同居させ、脳みそが忙しくなるのを楽しめるゲームです。
Unityでの制作
24sec Evolution
リアルタイムのトレーディングカードゲーム。ときには0.1秒以下の判断力が求められる構造にすることで、カードゲームでありながら運やランダム処理を排除した内容に挑戦しました。
Unityを使ってC#で制作。世の中に公開した自作ゲームとしては初めてのものでした。